自己満足な漫画感想

私が読んだ漫画の感想を書いていくブログです

魔女の下僕と魔王のツノ 10巻

2019年6月12日発売の魔女の下僕と魔王のツノ 10巻感想!

(遅い)

 

待ちに待った新刊!

買ったのは発売日だったのですが、感想を書くのが遅くなってしまいました・・

魔女の下僕と魔王のツノ(10) (ガンガンコミックス)

魔女の下僕と魔王のツノ(10) (ガンガンコミックス)

 

表紙はお兄様〜〜!

う、美しい・・・!

ロイドとの関係が気になるところですが!感想いってみましょう!

ネタバレ注意です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9巻がどういうシメだったか忘れてしまいましたが、

サウロにアルマがアルセニオだったということを明かすところから始まります。

そういえばサウロが魔王城をバキバキに壊してましたね・・

サウロが魔王城を壊したことによって、魔王城に住んでいた魔物が

住むところを失い、魔女ベティの元に集まるようになった、という流れから

10巻は始まりました。

これまでベティの下僕であるアルセニオと魔王キングブルは

なんども刃を交え(?)てきましたが、

ベティは傷ついた魔物たちをほっておくことができない、と言い

魔王城復旧の手助けをすることを提案します。

なんて優しくて可愛いベティ・・

その流れでツノをいただければよいと思ったのですが、

エリックによると、ウシ科のツノは生え変わらず、根元から切るととても痛いらしい。

(しらなかった〜〜)

なんやかんやでひとまず休戦することになった双方。

アルセニオも、魔物と人間に境界線はきっと存在しなくて

これまで自分たちが勝手に線引きしてただけなんだ、と

自分自身についても、何か納得したような表情。

 

薬草魔女ベティ特製の魔力薬草ジュースで魔力を回復していくキングブル。

弱り切ったブレンダ(ロイド曰くサソリ女)にも魔力を回復してやって欲しいと頼む。

しかし、サウロはブレンダに対してあまり良い印象がなく、

ブレンダを回復させることに懸念を抱く。

そこで、エリックが、自分の血を含ませた薬草ジュースを飲ませて、

二度と人間の血を飲めないように魔法をかけることを提案する。

前の巻?でエリックはブレンダのお気に入りになっているので、

エリックの言うことは素直に受け入れるブレンダ。

ただ、その状況をあまり快く思っていない人物がいますね?

そうです、ロイドです。

もうめっちゃ嫉妬しまくってる(笑)

そこに、女たらしサウロがアドバイス。(笑)

この場面もめちゃくちゃ笑った!

 

みんながこうやってちょっとずつ仲良くなっていってる描写は

読んでいてほっこりします。

端的に言って好き。(真顔)

サウロとキングブルが仲良くしているところとか

サウロとロイドが仲良くなっているところとか

それを見てアルセニオとレイが嬉しくなってるところとか

平和だなってベティが感じてるところとか

とても好き。

 

ところで、サウロとレイはアルセニオをめぐってライバル関係にあるようですが

アルセニオはどちらかというとレイに好意を寄せている?様子。

サウロはそれも察してか、アルセニオをレイに譲る的なことを言い出します。

サウロにとってはアルマ(ニョニョ)状態のアルセニオと結婚がしたいらしい。

レイは・・・?

サウロは、レイが性別を問題視していないと思ってその旨を伝えますが、

レイはレイでかなり悩んでいる様子。

昔から、自分は女の子になりたいのか、男らしくありたいのか、迷ってきた

という主旨の過去を振り返ります。

実際、今は呪いで女の子の姿をしていますが、

アルセニオの女の子状態(ニョニョ)に惹かれている「男としての自分」

の存在にも気づいている様子?

このへんはなかなか現代社会の問題にも当てはまるテーマだなと感じました。

そしてそれは、エリックとロイドにも当てはまります。

 

ここからが!!この巻の!!!!!一番の見どころ!!!!!!!

魔女ツノ読んでる方で、この巻をまだ読んでない人はマジで早くこの巻読んで欲しい。

切実に。

 

話はレイが、自分の誕生日にニョニョとデートしたいと言い出したことから始まります。

本人的には、男姿の自分がニョニョにどう思われるかが気になってのことだったようですが

アルセニオは「今の性別のままでもデートしてみてほしい」と提案します。

レイもそれはそれで嬉しそう(笑)

でも結局デートじゃなくてみんなで星を見に行くことに。

星を見に行くきっかけになったのは、エリックが理想のデートは

星を見に行くことだと言ったことからでした。

みんなで星が見えるところまで移動している途中に、

ロイドがエリックの手を引いてみんなからはぐれます。

そこで!!なんと!!!!

ロイドが!!!エリックに!!!!告白!!!!!!

ぴゃ〜〜〜〜〜〜〜

正直めちゃめちゃ盛り上がりました(自分の中で)

あああここはマジで漫画を実際に読んで欲しい・・

なんなら1巻からちゃんと順を追って読んでほしい・・・

エリックの葛藤とロイドの葛藤・・・

ロイドは本当にイケメンだな。私も落とされたい・・(笑)

あ、全巻セットのリンク貼っときますね。(笑)

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晴れて恋人同士になったロイドとエリックですが、

エリックは女性になるのか?と疑問が残ります。

それに対しエリックは、

「せっかく変われるのだから、どちらの性別も使い分けるよ」

と答えます。

生物学では、両性を持つものや、性別を変化させるものが存在し、

あまり性別は重要ではない、との見解を述べます。

なんともエリックらしい答えです。

 

だんだんと彼らについて理解し始めたキングブルが、

自分のツノで眠りから覚める大魔女ビビアンについて興味を示します。

エリックが知っているビビアンについての知識をたくさん話していきます。

どうやらビビアンは相当強い魔女だったらしい。

ビビアンとの思い出に触れ、ベティが泣き出してしまいます。

ずっと寂しかったのを我慢していたんでしょう。

そういう姿を見ると、やっぱり年相応なのだなあと思いました。

早くビビアンが目覚めるといいね、ベティ。

魔王は協力してくれるのか?

 

次巻はどうやらアルセニオが語るビビアンとベティについての

過去編のようです!こちらも気になります!